肩こりの原因を探すシリーズ、第8弾です。
これまで、食いしばり、夜間低血糖、浮き指、トリガーポイント注射、リカバリーウェア、作業環境など、いろいろな角度から肩こりを見てきました。
今回は、寝具の話です。
今回のテーマは、
寝たはずなのに、朝から肩がバキバキ問題
です。
寝たのに疲れている。
寝たのに肩が重い。
寝たのに首が痛い。
寝たのに、むしろ悪化している。
これ、かなり絶望します。
だって寝たのに。
寝るって、回復イベントのはずなのに。
起きた瞬間から肩が終わっていると、
「え、寝ている間に何があったん?」
となります。
肩こりは、起きている時間だけの問題ではないのかもしれません。
布団。
枕。
寝るときの服。
掛け布団。
寝ている間の環境も、かなり大事なのではないかと思っています。
旦那の布団が、すごい煎餅布団だった
旦那と結婚したとき、旦那がものすごい煎餅布団を使っていました。
本当にぺらぺらでした。
聞くと、大学に入学するときにおばあちゃんに買ってもらった布団だったらしいです。
たぶん10年くらい使っていたのだと思います。
物持ちがいい。
いいことです。
いいことなのですが。
限度があります。
しかも、その布団はただ古いだけではありませんでした。
当時、旦那はラムズホーンという巻き貝のような生き物を飼っていました。
さらに、その水槽を使ってクレソンを育てる実験のようなことをしていました。
ラムズホーンが餌を食べる。
水の中で分解される。
それが栄養になる。
クレソンが育つ。
仕組みとしては面白いのです。
ちょっと理科っぽい。
でも問題は、その水槽をたまにひっくり返していたことです。
布団の近くで。
ラムズホーンの水を。
朝起きると、おばあちゃんからもらった布団がびしょびしょになっている。
ラムズホーンの死骸や糞や、腐りかけの餌の水などが混ざった、なかなかの水。
もちろん、ラムズホーンは水をきれいにしてくれる生き物ではあります。
でも、それはそれとして汚いものは汚い。
自然、そこまで布団に来ないで。
一応、旦那は干したりしていたらしいです。
でも、私がその布団のカバーを外したとき。
想像を絶するほどのカビが生えていました。
本当にすごかったです。
真っ黒でした。
こんなものの上で寝てたの?
と思いました。
ホラーです。
寝具ホラー。
肩こり以前に、これは寝具として終わっているのでは、と思いました。
結婚後、布団の買い替えを提案した
というわけで、結婚したあと、私は布団の買い替えを提案しました。
旦那は基本的に、同じものをずっと使い続けたい人です。
気に入ったものを長く使う。
それ自体は悪いことではありません。
でも、寝具は体を預けるものです。
毎日使うものです。
しかも、人生のかなりの時間を過ごす場所です。
そこがカビまみれなのは、さすがに厳しい。
肩こりにも睡眠にも、良いわけがない気がします。
ただ、旦那はこだわりが強いというより、「今あるものを変えたくない」タイプです。
だから、あまり合わないものを買うと使わなくなる可能性があります。
せっかく買っても、
「前の方がよかった」
となると困ります。
そこで、ちゃんと長く使えそうな布団を選びたいと思いました。
コアラの布団にしたら、かなり当たりだった
そこで買ったのが、コアラマットレスの布団バージョンです。
コアラマットレス。
あの、上にワイングラスを置いて、横でぴょんぴょんしても倒れない、みたいな広告のやつです。
あれの布団バージョンがあったのです。
お試し期間もあったので、合わなければ戻せるかなと思って選びました。
そしたら、これがかなり当たりでした。
今でもずっと使っています。
寝やすい。
体が沈みすぎない。
でも硬すぎない。
旦那もかなり気に入ったようです。
もちろん、あのカビ煎餅布団からの落差がすごかったのもあると思います。
比較対象が強すぎる。
カビ煎餅布団からコアラ。
文明開化です。
寝具の明治維新。
でも、実際かなり良かったです。
旦那は基本的に同じものを長く使いたい人なので、今でも使い続けられているのは大きいです。
「変えてよかった」と思える寝具にできたのは、かなり良かったです。
ただし、外で寝にくくなった
コアラの布団には、ひとつデメリットもありました。
旦那はそれまで、出張などで外で寝ても平気な人だったらしいです。
どこでも寝られる。
どんな布団でも寝られる。
そういうタイプだったそうです。
でも、コアラの布団に慣れてから、出張先で寝心地が悪いと感じるようになったらしいです。
寝具のレベルを上げると、外で寝られなくなる。
これはある意味、生活の質が上がった副作用です。
贅沢を覚えてしまった体。
もう戻れない。
でも、それくらい毎日の寝具は体に影響するのかもしれません。
毎日寝る場所に慣れると、違う寝具に寝たときの差が分かるようになる。
これは地味に大きいです。
枕の高さを測ってもらったことがある
寝具といえば、枕もかなり大事だと思います。
一度、西川系の寝具店のようなお店で、枕の高さを測ってもらったことがあります。
近くにそういうお店があったのです。
そこで、首や頭の高さを測ってもらいました。
鉄筋みたいなものを頭や首にキュッと当てて、後頭部から首にかけての高さを見る感じでした。
ちょっと不思議な体験です。
頭を測られている。
でも、その結果が面白かったです。
旦那は、高めの枕が合うタイプ。
私は、ほとんど枕がいらないくらい低めの枕が合うタイプ。
真逆。
同じ家で寝ていても、合う枕は全然違うのです。
これ、けっこう大事だと思いました。
枕って、なんとなく同じようなものを使いがちです。
家にあるもの。
安かったもの。
なんとなく良さそうなもの。
ホテルっぽいやつ。
ふかふかしているやつ。
でも、人によって首の形も頭の位置も違います。
肩幅も違います。
寝方も違います。
だから、合う枕が違うのは当然なのかもしれません。
夫婦だからといって、同じ枕でいいわけではない。
首は個別対応です。
ニトリの高さ調整できる枕を買った
その測定結果をもとに、ニトリで高さを調整できる枕を買いました。
10段階くらい高さを変えられる枕だったと思います。
それを2つ買って、旦那用と私用で、それぞれ高さを調整しました。
旦那は高め。
私はかなり低め。
これがなかなか良かったです。
お店で測ってもらった情報をもとに、現実的な価格帯の枕を買って、自分たちで調整する。
これくらいが、うちにはちょうどよかったです。
オーダーメイド枕も憧れます。
でも高いです。
そして、枕は使ってみないと分からないところがあります。
なので、まずは高さ調整できる枕で試すのはかなりありだと思いました。
枕の高さが合わないと、寝ている間ずっと首が変な角度になります。
一晩中、首が合わない角度で固定されていたら、それはもう軽い拷問です。
寝ているだけなのに、首肩が疲れる。
それは悲しい。
枕、地味に重要です。
旦那は入院付き添いにも枕を持ってきた
その枕は、旦那にもかなり合っていたようです。
私が出産で入院したとき、旦那も一緒に病室で寝ることになりました。
そのとき、旦那は枕を持ってきました。
病室に。
自分の枕を。
いや、分かる。
分かるけど。
ますます外で寝られなくなっている。
コアラの布団に慣れ。
高さの合った枕に慣れ。
どんどん寝具に厳しい体になっていく旦那。
でも、それくらい枕の高さは大事なのだと思います。
合わない枕で寝ると、首や肩がしんどくなることがあります。
寝る時間は長いです。
毎日何時間も、首をその角度で置いているのです。
雑に選ぶには、枕の影響は大きいのかもしれません。
BAKUNEは短く再登場
前回も書きましたが、TENTIALのBAKUNEも寝るときの環境としては外せません。
旦那はBAKUNEなしだと、明らかに体調が違う感じがあります。
正直、洗うのが面倒でも、旦那の分のBAKUNEだけは買っていました。
私自身は、最近までそこまで強く効いている感覚がありませんでした。
でも、真面目に着てみると、かなり違う気がしています。
最近は、私の方が着ているかもしれません。
旦那は主に夜だけ。
私は昼もBAKUNEシリーズを着ていることがあります。
とはいえ、今回はBAKUNE回ではなく寝具回です。
なのでここでは短めにします。
寝るときの服も、寝具の一部なのかもしれない。
そんな感じです。
BAKUNEの掛け布団も導入した
最近は、BAKUNEの掛け布団も導入しました。
これはまだ使い始めたばかりなので、長期的にどうなのかは分かりません。
でも、今のところかなり良いです。
明らかによく寝られる感じがあります。
深く寝られる感じがするのです。
私はもともと、どこでも比較的すぐ寝られるタイプです。
パタッと寝ます。
そこまで寝入りに困るタイプではありません。
一方で、旦那は私より寝入りが遅いです。
すぐ寝るタイプではありません。
でも、一度BAKUNEの掛け布団を貸してみたら、速攻で寝入りました。
しかも、揺さぶっても起きませんでした。
寝てる。
めちゃくちゃ寝てる。
あ、これはよく寝てるんだなと思いました。
最初は私の分として買ったのですが、旦那に取られました。
取られました。
なぜ。
いや、良いものは分かる。
分かるけど、それ私のやつ。
結局、新しいのをもう一枚買う羽目になりました。
寝具が良いと、家庭内で争奪戦が起こります。
寝具は「肩こりを治すもの」ではなく、朝のダメージを減らす土台かもしれない
寝具を見直して思うのは、寝具は肩こりを治すものというより、朝のダメージを減らす土台かもしれないということです。
布団。
枕。
掛け布団。
寝るときの服。
これらが合っていないと、寝ている間に体が休まりません。
寝たはずなのに、首が痛い。
寝たはずなのに、肩が重い。
寝たはずなのに、疲れが取れていない。
これが続くと、日中の体調にもかなり響きます。
肩こりだけでなく、気分にも響きます。
うつっぽいときは、特にそうです。
眠れない。
眠りが浅い。
起きても疲れている。
体が動かない。
そうなると、一日が始まる前から詰みます。
だから、寝具を整えることは、かなり大事なのだと思います。
もちろん、寝具で肩こりが治るとは言いません。
枕を変えれば全部解決、という話でもありません。
でも、合わない寝具で毎晩寝ていると、肩こりや疲れを悪化させる可能性はあると思います。
寝具は、毎日使うものです。
毎日、何時間も体を預けるものです。
そこが合っているかどうかは、思った以上に大きいです。
私が寝具で見直したいポイント
今、寝具を見るなら、私はこのあたりを見ます。
- 布団やマットレスがへたりすぎていないか
- カビや湿気がないか
- 枕の高さが合っているか
- 首が反りすぎていないか
- 肩が窮屈になっていないか
- 寝返りしやすいか
- 掛け布団が暑すぎたり重すぎたりしないか
- 洗濯や管理が現実的にできるか
- 家族それぞれに合う寝具になっているか
特に、枕の高さはかなり個人差があると思いました。
旦那は高め。
私はかなり低め。
同じ枕を使っていたら、どちらかが合わない可能性があります。
家族でも体は別です。
首も別。
肩も別。
寝具もできれば別対応がいい。
あと、布団のカビは本当にやばいです。
カバーを外して見てみるの、大事です。
怖いけど。
見たくないけど。
でも見た方がいいです。
布団の中でホラー映画が上映されている可能性があります。
まとめ:寝たはずなのに肩がつらいなら、布団と枕も見てみる
寝たはずなのに、朝から肩がバキバキ。
これは本当につらいです。
寝る前より悪化していると、朝から心が折れます。
肩こりの原因は、姿勢やストレス、食いしばり、血糖、足元、作業環境など、いろいろあります。
でも、寝具もかなり大事だと思います。
私の場合、旦那のカビ煎餅布団を見て、まず布団の買い替えを提案しました。
コアラの布団はかなり当たりでした。
枕はお店で高さを測ってもらい、ニトリの高さ調整できる枕で調整しました。
BAKUNEのリカバリーウェアや掛け布団も、今のところかなり助けになっています。
もちろん、寝具で肩こりが治るとは言いません。
合う合わないもあります。
値段もあります。
管理のしやすさもあります。
でも、毎晩体を預ける場所を整えることは、肩こりと付き合ううえでかなり大事だと思います。
寝具は、毎日の回復ポイントです。
そこがカビていたり、へたっていたり、首に合っていなかったりすると、回復どころかダメージを受けている可能性があります。
寝たのに疲れる。
朝から肩が重い。
首が痛い。
そういう人は、一度、布団や枕を見直してみてもいいかもしれません。
肩こりは、起きている時間だけの問題ではないのかもしれません。
寝ている時間も、かなり大事です。
参考にした情報
- 日本整形外科学会「肩こり」
- 各寝具メーカーの商品情報
- TENTIAL BAKUNEシリーズ製品情報
※この記事は、私個人の体験談と感じたことをまとめたものです。特定の商品で肩こりや睡眠の悩みが解決すると断定するものではありません。寝具や枕の合う・合わないには個人差があります。強い吐き気、頭痛、めまい、手足のしびれ、力が入りにくい、ろれつが回らない、今までにない激しい痛みなどがある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。

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