私は、肩こりがひどいのです。
肩こりと聞くと、少し首が重いとか、デスクワークで疲れたとか、そういう軽い不調に思われるかもしれません。が、そうでもないのですよこれが。
実際、一度、肩こりが酷すぎて胃が何も受け付けなくなり、最終的に水さえ吐いてしまうようになって、仕方なく日曜日に病院へ駆け込んだことがあります。そしたら病院の先生に「はあ?肩こり???運動しなさいw」って言われて絶望しました…
(真夏の時期であったので、私の様子を見ていた看護師さんが「水が飲めないのはやばいんじゃないですか」と先生に直訴してくれたため、何とか点滴していただけて事なきを得ましたが…)
もちろん、肩こりの原因は人によって違います。
姿勢、運動不足、ストレス、冷え、スマホ、パソコン作業など、いろいろあると思います。
ただ、私の場合は長年悩んできた中で、カイロや整形外科で「肩だけ見てもダメかもしれない」と思うようになりました。
この記事では、私が実際に聞いた話や受けた治療、調べたことをもとに、肩こりの原因候補についてまとめます。
※この記事は、私個人の体験談と調べたことをまとめたものです。特定の治療法をすすめるものではありません。強い頭痛、めまい、手足のしびれ、力が入りにくい、ろれつが回らない、今までにない激しい痛みなどがある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。
肩こりは軽く見られやすい
肩こりって、なぜか軽く見られやすいです。
「姿勢が悪いんじゃない?」
「運動不足じゃない?」
「ストレッチしたら?」
「スマホ見すぎじゃない?」
もちろん、それもあると思います。
実際、姿勢や運動不足は肩こりにかなり関係していると思います。
でも、吐き気が出て水も飲めなくなるレベルだと、そんな一言では片づけられません。
肩がこるだけで、パソコンを打つのもしんどい。
座っているだけでつらい。
何かしようと思っても、体が重くて動けない。
ひどい日は、何もできません。
肩こりは、ただの「ちょっとした不調」ではなく、生活にかなり影響することがあります。
10歳くらいからカイロプラクティックに行っていた
私の肩こり歴はかなり長いのです。
10歳くらいには肩こりで泣いていました。
子どもなのに肩こり…今思うと、かなり早いです。
その頃、母の友人にカイロプラクティックを行っている方がいらしたので、診ていただく機会がありました。
首や腰の写真を撮られて、曲がり具合を確認され、軽ーくさすったり指で一箇所を強く押されたり…
これで治るのかよ…と思っていましたが…何とまあ回を経るごとに日々の頭痛が楽になっていきました( ゚д゚ )!
肩こりなのに、足の指の話をされたこともあります。
特に「浮き指」のような状態が関係しているかもしれない、と言われました。
最初は、正直よく分かりませんでした。小学生ですもの。
肩が痛いのに、なんで足の指?
肩こりなら肩を揉むんじゃないの?
と思っていました。
でも、何年も肩こりに悩んでいると、だんだん「肩こりって肩だけの問題じゃないのかもしれない」と思うようになりました。
足の指や立ち方が崩れると、体のバランスも崩れます。
その結果、首や肩に負担がかかることもあるのかもしれません。
もちろん、「浮き指だから肩こりになる」と断定できるわけではありません。
ただ、肩こりを見るときに、肩だけではなく足元や姿勢全体を見るという考え方は、私にはかなり新鮮でした。
カイロプラクティック施術中に聞いた「食いしばり」と「夜間低血糖」の話
最近、カイロプラクティックの施術中に先生から教えていただいてびっくりしたのが、寝ている間の食いしばりと夜間低血糖の話です。
先生によると、夜間に血糖が下がりすぎると、体がストレス反応を起こして、寝ている間に食いしばることがあるそうです。
流れは以下のような感じだそうで…
夜ごはんに炭水化物をたっぷり食べる。
↓
血糖値が急上昇!!
↓
やばいから血糖を下げよう…インシュリンを出すぞ…
↓
寝てる間に血糖が下がる。下がりまくる。
↓
副交感神経が優位になるはずな睡眠タイムなのに、交感神経が働いてしまう。
↓
寝ているのに力が入る。
↓
歯を食いしばる。
↓
食いしばりまくる。
↓
あご、首、肩がガチガチになる。
↓
朝起きたら肩がバキバキ!!!
という流れらしいです。

最初に聞いたときは、正直びっくりしました。
肩こりと血糖?
そんなところも関係あるの?
と思いました。
でも、よく考えると心当たりがあります。
朝起きた瞬間から肩が重い日があります。
寝たはずなのに疲れている日もあります。
あごがだるいような日もあります。
もちろん、「私の肩こりの原因は夜間低血糖です」とは言い切れません。
ただ、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中の小さな覚醒反応や自律神経の変化と関係するという研究があります。
また、睡眠中の食いしばりでは、あごの筋肉だけでなく、首の筋肉も一緒に活動することがあるという報告もあります。
つまり、「寝ている間に食いしばることで、朝の首こり・肩こりにつながる」という流れ自体は、そこまで不自然な話ではなさそうです。
夜間低血糖と肩こりの関係については、まだ「これが原因です」と言い切れるほど単純ではないようですが、
「肩こりって、姿勢だけじゃなくて、睡眠中の体の反応や食いしばりとも関係しているのかもしれない」
と考えています。
それでも、これは教えてもらって初めてたどりつけた視点でした。
整形外科で受けた「生理食塩水の注射」
もうひとつ驚いたのが、整形外科で受けたトリガーポイント注射です。
「肩に生理食塩水を注射するだけで、肩こりがかなり楽になることがある」と聞いたとき、正直かなり疑いました。
生理食塩水?
薬じゃなくて?
そんなことで肩こりが楽になるの?
と思いました。
でも実際に整形外科へ行ったら、本当にそういう治療がありました。
私が受けたものは、いわゆるハイドロリリースや筋膜リリース注射に近いものだったと思います。
初回は、肩がバキバキだったせいか、かなり痛かったです。
ただ、受けたあとに肩まわりが楽になる感じがありました。
このときも、肩こりって筋肉が硬いだけではなく、筋膜や組織の滑りの悪さのようなものも関係しているのかもしれないと思いました。
海外でも、上部僧帽筋などの筋筋膜性疼痛に対して、生理食塩水を使った注射や、超音波を見ながら行う治療について研究されています。
もちろん、注射が誰にでも合うわけではありません。
痛み方も効果も人によると思います。
医師の診察を受けたうえで判断するものです。
でも私にとっては、「肩こりで整形外科に行ってもいいんだ」と思えた経験でした。
肩こりって、整体やマッサージの範囲だと思いがちです。
でも、吐き気が出るほどつらいなら、普通に医療機関に相談していいと思います。
これはもっと早く知りたかったです。
テンシャルで“治る”というより、動けるようになった
最近、私がかなり助けられているのがTENTIALのリカバリーウェアです。
これも、「テンシャルで肩こりが治った」とまでは言えません。
でも、私の場合は着ていると動き出しやすい感覚があります。
肩こりがひどいと、何をするにも体が重いです。
パソコンを打つだけでもしんどい。
ブログを書く気力も削られます。
テンシャルを着ると、肩こりが完全になくなるというより、体が固まりにくくなって、動ける状態に戻りやすい感じがあります。
治療というより、日常の底上げアイテムに近いです。
私の感覚では、
動ける。
打てる。
座れる。
作業に戻れる。
ここが大きいです。
ただし、テンシャルは安くありません。
なので、「肩こりに悩む人は全員買うべき」とは思っていません。
私の場合は、肩こりで吐き気が出たり、作業が止まったりするレベルなので、体調を保つための投資として考えています。
高いけど、動けない日の損失も大きい。
このあたりは、かなり現実的に考えています。
肩こりは、肩だけの問題じゃないのかもしれない
長年肩こりに悩んできて、最近思います。
肩こりは、肩だけの問題じゃないのかもしれません。
姿勢。
ストレス。
睡眠。
食いしばり。
血糖。
足の指。
筋膜。
冷え。
疲労。
作業環境。
いろいろなものが絡み合って、結果として肩に出ているのかもしれません。
もちろん、すべての肩こりに同じ原因があるわけではありません。
私の体験が、誰にでも当てはまるとも思っていません。
でも、肩こりで吐き気が出るほどつらい人にとって、「肩だけ揉めばいい」では足りないこともあると思います。
肩こりで生活が止まることはあります。
吐き気が出ることもあります。
水が飲めなくなることもあります。
朝起きた瞬間から疲れていることもあります。
だから私は、自分の肩こりをもう少しちゃんと見ていきたいと思いました。
このシリーズでは、私がカイロや整形外科で聞いたこと、自分で調べた海外論文、実際に試したことをまとめていく予定です。
肩こりを一発で治す魔法の方法ではありません。
でも、「自分の肩こりを理解するヒント」にはなるかもしれません。
このシリーズで書く予定のこと
今後は、こんなテーマで書いていく予定です。
・寝ている間の食いしばりと肩こりの関係
・夜間低血糖と食いしばりについてカイロで聞いた話
・浮き指や足の指と肩こりの関係
・整形外科で生理食塩水の注射を受けた話
・テンシャルで「肩こりが治る」より「動ける」ようになった話
肩こりに悩んでいる人の中には、私のように「肩こりくらい」と思われて、つらさをわかってもらえない人もいると思います。
でも、肩こりくらいじゃない。
肩こりで、わりと人生が止まる日があります。
だからこのシリーズでは、肩こりを「ただのコリ」で終わらせずに、いろいろな角度から見ていきたいです。
参考にした研究・情報
・Kato T. et al. Sleep bruxism: an oromotor activity secondary to micro-arousal. Journal of Dental Research, 2001.
・Lavigne GJ. et al. Genesis of sleep bruxism: motor and autonomic-cardiac interactions. Archives of Oral Biology, 2007.
・Gouw S. et al. Coherence of jaw and neck muscle activity during sleep bruxism. Journal of Oral Rehabilitation, 2020.
・Suarez-Ramos C. et al. Effectiveness of ultrasound guided interfascial hydrodissection with the use of saline anesthetic solution for myofascial pain syndrome of the upper trapezius. Frontiers in Rehabilitation Sciences, 2023.
※この記事は、私個人の体験談と調べたことをまとめたものです。強い吐き気、頭痛、めまい、手足のしびれ、力が入りにくい、ろれつが回らない、今までにない激しい痛みなどがある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。注射治療についても、必ず医師の診察を受けたうえで判断してください。

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